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君​に​な​れ​る​な​ら

from そ​の​日​、​春​を​売​っ​た​。 by 庭乃螢

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lyrics

小さな水槽 君だけだった
美術室には伸びる影
「何が見えてた?」
バイト中浮遊する一幕

"小さいころから憧れていた大きな夢"とか
月並みなセリフ吐ければ、幾分かまだマシとも言える

「海の中ではありふれた絵描きの一人だ。」
想像してる 君なら変わったのかな

あぁ、少しだけ君になれるなら
思うほどくすんでく春模様
初めから抱かなければ、どうせなら何もない腕を
呪い(まじない)はすぐに消える

今は一人狭い部屋で、埋める独り愁い
世界は単純で鳴けば売れるのさ、それさえできない私はなんだ
「海の中では"まじない"は"足枷"と同義だ。」
想像してる 辞めたら楽になるのか

あぁ、少しだけ君になれるなら
思うほどくすんでく春模様
「誰でもない、あなたが描くから。」
どうしても消えない台詞 君はもういない

溶けた不香の花に虚ろな君
「どうでもいいよ。」
"見えたもの"がなんであれ
笑ってほしいよ、選んでいいんだよ

足りないんじゃない、足りてるとかそんなんじゃない
量れないもの
この呪いも、売れない腕も、愛せるその日が来るなら

あぁ、少しだけ君にさよならを
枯れるほど、何度でも、叫ぶよ
誰でもない私が描くのだ 誰もいない小さな水槽
大海に沈んでく

credits

from そ​の​日​、​春​を​売​っ​た​。, released September 12, 2022
Music&Lyrics :庭乃螢

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